ドジャース大谷翔平投手(31)がバッテリー組キャンプ初日だった13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプインした。

 練習終了後に大谷は取材に対応。

二刀流でフル回転することが期待されていた3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では投手としては登板せず、打者に専念することになった。

 大谷は「色々話しながらという感じですね。チームの意向もありますし、僕の感覚と、そこを折り合わせながら、DHはもちろん問題なく、出られると思うので、そのための準備だけしっかりしていきたい。去年も後半からしか投げていないですし、まず1年間回って投げた後にこのタイミングが来れば全体的なとらえ方は僕も含めて違ったんでしょうけど、やっぱ今の段階だと正直難しいのかなと、納得しています」と説明。一部では2度の右肘手術を受けたことなど、保険の問題がハードルになったという見解もあったが「保険の兼ね合いのフィジカルはやってもう通っているので、そこは問題ないのかなと思っています」と話した。

 23年のWBCでは二刀流で大暴れ。全試合3番打者でスタメン出場し、1次リーグのオーストラリア戦(東京ドーム)では右翼席上段の看板に直撃する本塁打を放ち、準決勝のメキシコ戦(米マイアミ)では、1点を追う9回先頭で二塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ちに貢献した。さらに投手としても初戦の中国戦、準々決勝のイタリア戦(ともに東京ドーム)で先発しただけでなく、決勝の米国戦(米マイアミ)では1点リードの9回に登板し、胴上げ投手になった。日本は無時代の恩師でもある栗山監督とともに頂点へ上り詰め、大会MVPにも輝いた。

 だが、今大会は18、23年と2度の右肘手術を受けたことなどで保険の問題なども浮上。大谷は1月31日の段階で「最後の最後の調整、体の状態を見てそう(判断に)なるんじゃないかなと思う」と登板へ意欲を示していたが、ロバーツ監督は「投げない。彼の判断だ」と言い切っていた。

 前日12日(同13日)にロバーツ監督はWBC前に大谷がオープン戦で登板しないことを明言。だが、レギュラーシーズンの開幕から先発ローテに入ることは期待されており、すでにブルペン入りするなど順調に調整は進めている。

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