WBCで連覇を目指す侍ジャパンの大会前の最終強化試合2試合をテレビ朝日系とTBS系で生中継することが14日、発表された。3月2日のオリックス戦をTBS系で午後6時45分から、3月3日の阪神戦をテレビ朝日系で午後6時30分から、それぞれ独占生中継する。

 強化試合の見どころは、史上最強の呼び声高い侍ジャパンのフルメンバーがついに集結! キャンプや宮崎・名古屋での強化試合は国内組(NPB組)中心だったが、大阪で行われるこの2連戦ではMLB組の合流が予定されている。WBC本戦に向けたシミュレーションともいえる2試合。指名打者での起用が濃厚な大谷翔平、そして山本由伸にとっては古巣・オリックスへの凱旋試合になる。山本が、かつての本拠地・京セラドーム大阪のマウンドに立つ姿が見られるのか、期待が高まる。

 MLB移籍後、初となる日本での試合に臨む村上宗隆(ホワイトソックス)や岡本和真(ブルージェイズ)をはじめ、前回大会をケガで辞退し涙を飲んだ鈴木誠也(カブス)、今回が侍ジャパン初選出となった菊池雄星(エンゼルス)、そして山本同様古巣への凱旋を果たす吉田正尚(レッドソックス)らのプレーにも注目だ。

 また佐藤輝明(阪神)がチームメートと対戦する阪神戦でどのような打撃を披露するか。さらに“日本の野球が強くあり続ける”ことを目標とする井端監督が世界野球プレミア12のメンバーに選出した森下翔太(阪神)、小園海斗(広島)ら、“若き侍”たちの活躍にも期待が高まる。

 3月6日のWBC初戦に向けて最終確認を行う場となる強化試合。WBCルールに基づき、日本のプロ野球では採用されていないピッチコム(投手と捕手間でサインの伝達に使われる電子機器)や、ピッチクロック(投手が打者に投球するまでに使える時間を制限する仕組み)が導入されることもあり、国内組の選手たちの適応もポイント。またMLB組は米国でのスプリングトレーニングを経て合流するが、時差を克服して最高のパフォーマンスを披露するための調整が急務となる。ルールや環境への適応、スタメンの選定なども含め、重要な意味をもつ2試合。2度目の連覇を狙う侍ジャパンが挑む本戦さながらの試合に臨む。

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