◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 男子フリー(13日、イタリア・ミラノ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位から出た鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が、前回の北京大会から2大会連続となる銀メダルを獲得。初出場の佐藤駿(エームサービス・明大)が銅メダルを獲得し、日本男子が2018年平昌五輪から3大会連続でダブルメダルを獲得した。

 SPを1位でフリーに臨んだ世界王者のマリニンは、フリーでジャンプを立て続けに失敗。8位とまさかの結果となり、2季負けなしの絶対的とされていたその姿には日本勢の2人も驚きの心境を語った。鍵山は「今日の演技に関しては、少し珍しいというか、ビックリする部分もあった」とコメント。佐藤は「本当に珍しいなと思って見ていました。今シーズン、全くミスがなかったので」と率直に語った。

 そして2人が口をそろえたのが、マリニンが7日の団体SPから、1週間で4度の演技をこなしたことについて。鍵山は選手目線から「団体もSP、フリーと滑って、個人もSP、フリーと滑って。こんなタイトなスケジュールでよくここまで乗り越えて来たと思う」。佐藤も「やはり団体と個人と、過密なスケジュールでやっているというのもあったと思う」と、ライバルをおもんぱかった。日本男子は、7日のSPが鍵山、8日のフリーを佐藤が滑り、日本の銀メダルに貢献していた。

 最終滑走のマリニンの演技が終わり、順位が出たあとは互いに健闘をたたえ合った3人。鍵山が「本人はものすごく悔しいと思うけど、初めての五輪で4回のパフォーマンスを滑り切ったことに関して、僕はすごくすごいなと思う」と語り、佐藤も「その中でも4回転半ジャンプに挑もうとする部分は本当にすごいと思ったし、マリニン選手のおかげで自分たちもここまで来られているので。

これからも、マリニン選手に追いつけるように頑張りたい」と、敬意を示していた。

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