巨人は14日、那覇キャンプ初日を迎えた。15日には広島との練習試合(那覇)が行われ、ドラフト1位・竹丸和幸投手が対外試合デビューする。

スポーツ報知評論家の宮本和知氏が、同じ巨人のサウスポーで背番号「21」の後輩でもあるルーキーのフォームを連続写真で分析した。

※写真は右から〈1〉~〈10〉

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 フォームを見て、一番感じるのは上半身の柔らかさ。腕のしなやかさ、肘関節の柔らかさは天性のものだね。

 〈1〉~〈3〉はいいね。ゆったりしたフォームで、軸足である左足にきっちり体重が乗っている。〈4〉では右手をグッと前方に出すことで、「壁」を作って、体が開かないようにしている。

 ただ、同じ〈4〉で逆の腕、左腕が体の後ろに入りすぎているのは気になる点だね。後ろに入りすぎると腕が上がって来ないから、〈5〉で頭と腕が離れてしまい、腕の位置も低くなる。〈6〉から〈7〉にかけて、腰の回転で投げているけど、体に腕が巻き付いて来ないと肘の負担が大きくなるんだ。

 竹丸はやや「横振り」のフォームで、「縦振り」の方が肩、肘への負担は少ない。〈8〉〈9〉でも、もっと左手が右足の先につくくらい腕を振れると負担が減ると思うよ。序盤は良くても、球数が増えた時にもっと体と腕が離れてしまわないか心配。

15日の登板では、その辺を見てみたいね。

 ドラフト1位で期待は大きいし、ボクがつけていた背番号「21」の左ピッチャーだから、すごく気になる存在。上半身のしなりは持って生まれた才能。まだ伸びしろを感じるし、下半身の粘りが出てくればさらに魅力的な投手になると思うよ。

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