◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フリースタイルスキー・デュアルモーグル(14日・リビーニョ・エアリアル・モーグルパーク)

 【リビーニョ(イタリア)14日=宮下京香】1対1で競う新種目・デュアルモーグル女子の準々決勝が行われ、モーグル4位の冨高日向子(多摩大ク)は今大会モーグル金メダルのエリザベス・レムリー(米国)に敗れ、8強で敗退した。第1エアの着地でバランスを崩して得点が伸びず、悲願のメダルには届かなかった。

 注目の新種目で上位に食い込めなかった。モーグル4位の冨高は初戦はスウェーデンの選手に29―6で快勝したが、準々決勝で完敗。1対1で競い、ターンのスピードや闘争心が求められる新種目。初代女王を見据え「(モーグルの)リベンジを果たせるように頑張りたい」と意気込んでいたが、悔しい敗退となった。

 東京・町田市出身で、3歳で始め、週末は車で4時間かけて雪が降る長野・白馬村に滑りに行った。小学1年の時、友人の誘いで五輪5大会出場の上村愛子氏(46)らを輩出した名門・白馬村クラブ入り。2年後に10年バンクーバー五輪で4位の上村氏の滑走に感動し「やるからには目指すのは五輪」と夢になった。

 初出場した北京五輪では予選で19位と敗退。「自分の滑りが出せなかった」と悔しさをバネに成長。「ミラノ五輪でメダル」を掲げ、課題のエアで成長を示すモーグルで日本勢最高の4位に入った。

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