◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽カーリング(14日、コルティナ・カーリング五輪競技場)

 カーリング女子の1次リーグで、日本代表で、世界ランキング5位のフォルティウスは3戦目で、同1位で世界選手権10度の優勝を誇るスイスと対戦。7-5で勝つ金星で、五輪初勝利を挙げた。

 苦しんでいた最終投者(スキップ)の吉村紗也香が、ついに目覚めた。3-3の同点で迎えた後半。スイスの絶対的エース、スキップが不調に陥った。フォルティイスが、相手を難しい陣形に追い込み、スキップに圧力をかけた。逆に吉村は、ようやく氷の状態を把握し、難しい2つのストーン(石)を同時にはじき出すダブルテイクを何度も決め、波に乗った。

 第8Eが典型だった。スイスは有利な後攻で複数点を狙っていた。しかし、フォルティウスはスイスのサード、スキップからミスを誘い、最後は吉村がダブルテイクに成功。1点をスチールし、1点を奪い、残り2エンドで2点差に広げた。

 第9Eはスイスに1点を取らせることに成功し、最終エンドは、フォルティウスが有利な後攻。吉村がしびれるショットを見事に決め、世界選手権10度の優勝を誇る世界1位を破る金星だ。

 フォルティウスは、開幕戦で2022年北京五輪銅メダルのスウェーデンに対し、第10Eを残した時点で、負けを認めるコンシード。

4-8で敗戦。第2戦のデンマーク戦は、延長までもつれたが、7-10で敗れ、2連敗でのスタートとなっていた。

 1次リーグは10チームが総当たりを行い、上位の4チームが準決勝に進出する。準決勝は1次リーグの1位と4位、2位と3位が対戦し、勝者が決勝に進み、敗者は3位決定戦に回る。

編集部おすすめ