フィギュアスケート男子シングルで2大会連続銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)と、銅メダルの佐藤駿(エームサービス・明大)が14日、ミラノ市内で会見した。メダル獲得から一夜明け、鍵山は「団体と個人両方でメダルが取れた。

団体は一人一人が最高のパフォーマンスでつかみとった銀メダル。すごくうれしいし、チームジャパンの絆、チームワークが出た。個人戦はフリーでパフォーマンスの中にミスが出て悔しさが交える銀メダルに。それでも、最後まで全力で挑戦できた。挑戦に大きな意味があったと感じている」と振り返った。

 ショートプログラム9位から大逆転でメダルを獲得した佐藤は「本当に信じられない気持ち。目標であったメダルを獲得することができてうれしい。団体は一番最後に滑ることになって、とてつもない緊張の中での演技だったが、チームメートの声援に応えて、ノーミスの演技ができてうれしい」と2つのメダル獲得に胸を張った。

 五輪での競技が終わった2人。今したいことを聞かれると、鍵山は「不健康なものを食べたい」と話し、会場の笑いを誘った。「不健康なものほどおいしいので、たくさん食べて幸せを満たしたい。ジェラートだったりパスタだったりピザを食べれてない。

全部味わいたい」と残りの滞在期間での目標を語った。佐藤も「バレーゼの時に(三浦佳生を含めた)3人でジェラートを食べに行きたいといっていたが、行けなかった。3人でジェラートを食べに行きたい」と幼少期から戦ってきた「関東三羽がらす」のメンバーでのご褒美を楽しみにした。

 日本勢ダブル表彰台は18年平昌大会から3大会連続。2人でメダルを獲得できた喜びとともに、切磋琢磨し合い、仲のいい三浦と出場できたことにも感謝した。鍵山は「3人で一緒に五輪に出られたこと自体がすごくうれしい。それぞれの目標を掲げながら、全力を尽くしてパフォーマンスできた。そして佐藤選手と一緒に表彰台に上ることができて、ようやく実感が湧いてきた。それぞれ違う時期にけがをして、苦労してきた。それがこの舞台で実を結んで、すごくうれしい。自分ももっと強くなって、最高の景色が見れるように頑張りたいと思った」。

 佐藤も「3人で小さいときから切磋琢磨して練習してきた。

この2人がいなかったら自分はここに立てていないと思う。これからも一緒に戦う親友でありライバル。これからも一緒に頑張りたい。鍵山選手と一緒に(表彰台に)乗れたことを誇りに思う」と今後も3人で高みを目指していきたいと目標を掲げた。

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