歌手の小林幸子(72)が14日、京都・舞鶴市総合文化会館で行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊の新編50周年記念演奏会にサプライズ出演し、ヒット曲「おもいで酒」や「千本桜」を熱唱した。戦後80年、同隊の新編50周年という二重の節目にあたり、小林側が二つ返事で出演を快諾した。

 舞鶴音楽隊は1955年9月に発足し、76年に舞鶴地方総監の直轄部隊となった。全国6か所で編成される海自音楽隊の中で唯一、日本海側を拠点とする部隊だ。富山から鳥取まで、北陸、東海、近畿、中国地方と広範囲にわたり活動。演奏会に加え、中高生向けの音楽教室や技術講習を各地で開催するなど、音楽を通じた海自の活動周知や地域交流に尽力している。

 こうした活動に共鳴した小林は「日頃の感謝を言葉だけでなく、直接足を運ぶことで示したかった」と吐露。「ステージに上がった時の歓声には驚いた。温かく迎えてくださりうれしかった」と顔をほころばせた。

 今年デビュー62周年を迎えた小林は、元日から1か月の長期休暇を取得した。「最初はリフレッシュして自分がどう変わるかと思ったが、2月2日に仕事を再開してみると何も変わっていなかった」と苦笑い。「休養は3年前から計画していた。1か月休むことは大変なこと」としつつ、休暇中はウオーキングやプラネタリウム、図書館へ通うなど有意義な時間を過ごしたという。

 終演後、小林が支援する「子ども食堂」の活動に関連し、NPO法人「こどもピースネットワーク」の協力のもと、来場した小学生以下の子供たちに小林からバレンタインチョコレートが贈られた。

小林は「子供は宝物。今、大人がやらねばならないことは多い」と力を込めた。

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