◆アミールT・G2(2月14日、アルライヤン競馬場・芝2400メートル)

 1着賞金142万5000米ドル(2億2334万円)のレースは、日本から出走したトム・マーカンド騎手=イギリス=騎乗のディープモンスター(牡8歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)が優勝し、海外重賞初制覇を飾った。重賞は2025年京都大賞典に続く2勝目。

同レースの日本馬にとっての初勝利となった。

 遅咲きの血が本格化した。7歳の昨秋。京都大賞典で約2年ぶりの勝利を挙げ、初の重賞タイトルをつかむと、初の海外遠征となった今回もいきなり結果を出した。数少なくなったディープインパクト産駒だが、産駒が初めて登場した2010年から17年連続での重賞制覇。同産駒8歳馬の重賞勝利は、2021年の京都大賞典のマカヒキ以来だ。

 まだ衰え知らず、むしろ活性化してきた8歳馬は、今後どの路線に進むのか注目が集まる。

池江泰寿調教師「(日本馬初制覇?)2年前にゼッフィーロを連れてきて2着だったのですが、そのときに感じたのが、日本の馬場は硬いですが、こちらはソフト。パワーを要するので、彼に合うのではないかと思いました。トム(マーカンド)も完璧に乗ってくれました。担当の天本(助手)も1人でいい仕事をしてくれました。カタールレーシングクラブのサポートも大きかったです。

父が管理していたディープインパクトの子供で大きなレースを勝つことが私の、池江一族の夢だったので、幸せな気持ちでいっぱいです。夜遅い時間に応援してくださったファンのみなさんにも感謝しています。ありがとうございました」

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