◆第7回サウジダービー・G3(2月14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1600メートル)

 1着賞金90万米ドル(1億4106万円)のレースは、日本から戸崎圭太騎手=美浦・田島俊明厩舎=騎乗のサトノボヤージュ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父イントゥミスチーフ)、鮫島克駿騎手=栗東・フリー=騎乗のトウカイマシェリ(牝3歳、栗東・高柳大輔厩舎、父ドレフォン)、オイシン・マーフィー騎手=イギリス=騎乗のワンダーディーン(牡3歳、栗東・高柳大輔厩舎)、父ディーマジェスティ)、ジョアン・モレイラ騎手=ブラジル=騎乗のケイアイアギト(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎、父エスポワールシチー)、坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=騎乗の地方馬ベストグリーン(牡3歳、北海道・田中淳司厩舎、父スマートファルコン)のこれまで最多5頭が出走したが、敗れた。直線途中まで手応え抜群だったサトノボヤージュの3着が最高成績だった。

 日本馬にとっては2020年のフルフラット、21年のピンクカメハメハ、24年のフォーエバーヤングに続く4勝目を狙っていた一戦。砂上で圧勝続きだったサトノボヤージュ、兵庫ジュニアグランプリからの重賞連勝を狙ったトウカイマシェリ、豊富なスタミナが身上のワンダーディーン、12番人気で勝った前走の再現を狙ったケイアイアギト、全日本2歳優駿・Jpn1では地方馬ながら1番人気(3着)だったベストグリーンと、多彩なラインアップで挑んだが、勝利をつかむことはできなかった。

 戸崎圭太騎手(3着=サトノボヤージュ)「馬の雰囲気はよかったし、いいスタートを切れて、イメージ通りのレースはできました。逃げている馬をマークして、早めに狙っていきましたけど、最後は差し返されていた。(距離?)ダメなわけではないけど、力のいる馬場で、よりスタミナのある方がいいのかなという感じは受けました」

 田中博康調教師(サトノボヤージュ=3着)「前からダートが重いなと思っていましたが、かなりタフな馬場。それでも押し切れるかと思いましたが、最後は脚が上がってしまった。仕上がりなのか、距離なのか。1600メートルはギリギリこなせると思っていますが、短い方がいい印象。走行距離以上に(距離が長く)感じるのかなという馬場です。もともと、その予定でしたし、今後は帰国します」

 高柳大輔調教師(ワンダーディーン=4着)「外を回った分の着差。思ったより反応できていたし、ドバイ(UAEダービー)に行く予定です。ジョッキー(マーフィー)も短すぎる、ドバイの方が合っていると言っていました」

 オイシン・マーフィー騎手(ワンダーディーン=4着)「ゲートを上手に出て、いいポジションが取れましたが、内からアメリカの馬にぶつけられて、外を回る競馬になった。

直線はいい脚を使えているし、UAEダービーはポジティブに競馬できると思います」

 加藤征弘調教師(ケイアイギフト=5着)「スタートから流れに乗れて、この馬の力は出せた。状態は良かったが、ワンペースなところがあるので、速い脚で来られたからね。(サウジアラビアに)着いてから大人びて顔つきも良くなった。まだまだこれから力をつけると思う」

 田中淳司調教師(ベストグリーン=9着)「正攻法で着狙いではなくいきました。サトノマークで悔いはありません。距離的にもちょっと喉に難のある馬で、一線級と走るには短い方がいいのかなという印象を受けました。(ドバイには行かず)今後は帰って、短い所へ。夏には北海道スプリントCもありますから。理想通りの競馬はできましたし、悔いはありません」

 鮫島克駿騎手(トウカイマシェリ=12着)「レース前に落馬のアクシデントがありました。色々と経験している馬ですが、イレギュラーな環境でした。この馬の力を出すことができませんでした。距離も長いと思います」

 高柳大輔調教師(トウカイマシェリ=12着)「落馬で(鮫島)克駿にケガがなくてよかった。

雰囲気にのまれていましたね。距離的には力のいる馬場では長いのかな。今後は帰国する予定です」

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