◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(14日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 男子500メートルが行われ、初出場の倉坪克拓(長野県競技力対策本部)は34秒85でメダル獲得はならなかった。18年平昌五輪女子500メートル金メダルの小平奈緒さんを指導した結城匡啓コーチに師事する24歳。

初の五輪は悔しい結果となった。

 20年の世界ジュニア選手権500メートルを制し、将来を期待された。だが、22年北京五輪は椎間板ヘルニアを患い、手術をしてスケートができる状態ではなかった。五輪本番はリハビリ期間中。「最初はへこんだが、すごい刺激になって自分も4年後この舞台に立てればいいなという思いになれた。それはすごいよかった」と前向きに捉え、代表争いが熾烈な同種目で見事、五輪切符をつかみ取った。

 日大時代はブレード(刃)の曲げを入れず。道具に詳しい結城コーチのアドバイスを受け、曲げを入れることで「カーブをうまく回ることができている」と大きな成長の要因となった。ミラノに入って恩師からは、上半身の力が抜けていることを指摘された。世界の強豪立ちの壁は厚く、思うような結果は残せなかった。

 ◆倉坪 克拓(くらつぼ・かつひろ)2001年4月2日、長野市生まれ。24歳。

岡谷南高を経て日大に進学。20年世界ジュニア選手権で500メートル優勝、1000メートル3位。25年、アジア冬季ハルビン大会チームスプリント銅メダル。趣味は釣り。

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