◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(14日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 女子団体追い抜き1回戦が行われ、2大会ぶりの金メダル奪還を目指す日本は2分55秒52の全体2位で17日の準決勝進出を決めた。同3位のオランダとの対戦となった。

高木美帆(TOKIOインカラミ)、佐藤綾乃(ANA)、堀川桃香(富士急)の布陣で臨み、1段階目をクリアした。

 今大会は野明花菜(立大)を含めた4人がメンバー入り。今年1月に行われた長野、ドイツの合宿では団体追い抜きを中心に強化してきた。

 この日3番手を担った堀川は日本女子長距離エース。日本代表で同種目を担当するウイリアムソン師円コーチは「今年、チーム・ゴールドに入って、高木と佐藤と練習する中でスピードがついてきた。年明けに時間を使ったことで、本来持っている力をパシュート(団体追い抜き)に還元できる」とメダル獲得へ通過が絶対条件の1回戦に投入を決めた。

 今季W杯は第1戦で優勝。その後も2戦連続で3位に入り、表彰台外していない。金メダルに輝いた平昌五輪、銀メダルだった北京五輪を経験する佐藤は今大会で五輪引退を示唆。「スケート人生を変えてくれた種目」と話し、平昌での金メダル獲得は、競技人生において大きな出来事だったち振り返る。「あのメンバーとして参加しなければ、絶対にここまで来ていない。そこまでスケートに対する気持ちも強くならなかった。

パシュート(団体追い抜き)をやっていたから、個人種目も伸びたと思う」。個人戦では伸び悩んだ時期も長かったが、団体追い抜きを行っていることで「自分を認めることができる」と大きな自信となっている。

 目標とする2大会ぶりの頂点へ、準決勝からはトーナメント方式になる。準決勝は強豪・オランダとの激突となったが、ウイリアムソン・コーチは「どこと当たっても準決勝は全力でいかないといけない。全部の国がベストメンバーで来ると思う」と分析。準決勝と決勝の間は約2時間と短いが、力を出し切る。

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