◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(14日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 男子500メートルが行われ、日本記録保持者の新濱立也(高崎健康福祉大職)は34秒46で6位に入った。

 新濱は初出場の22年北京五輪ではスタートで出遅れるなど持ち味を発揮できず、20位に終わった。

ミラノ五輪に向けた4年間も試練が続き、24年3月にドイツで練習中に転倒し、腰椎を骨折。昨年4月には沖縄・石垣島での合宿中に交通事故に遭い、左上顎骨壁骨折、左膝部挫創などの大けがを負った。

 苦難を乗り越え、たどり着いた2度目の五輪。9組でレースを終えた時点ではトップに立ち、手をたたいて感情を表現した。後続に上回られ、メダルには届かなかったが「この4年間、本当にいろんなことがあったのでここにまず立てたこと、無事にレースを終えられたことが良かった。今日のレースは結果は振るわなかったけど、自分のやりたいことに関してはやり切ったなという思い」と感慨深そうに語った。

 ただ、今回の結果に満足しているわけではない。レース直後に「メダルには届かなかったのでもう一回、4年後チャレンジしたいなという思いがある」と2030年五輪を目指す意向を表明した。29歳は「若手勢が海外で育っている中、30代というベテランの域に入ってきているので、そこでしっかり若手に食らい付ける実力を4年間でどこまで引き上げられるか。そこをやりたいなと思っている」と、3大会連続出場へ意欲を燃やした。

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