ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が野手組のキャンプ初日を翌日に控えた14日(日本時間15日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレを行い、ライブBP(実戦形式の練習)で打席に立つなどして調整した。

 練習後には日米約50人以上の報道陣が集まり、取材に応じた村上。

ヤクルト時代には22年三冠王に輝くなど長打力を武器にしてきたパワーヒッターとあって、長距離砲がそろうメジャーに入ったとは言え「僕自身、自分のことをホームランバッターだと思っていますし、球団もそれを望んでいると思いますし、そう(ホームランバッターに)なりたいと思います」と強い覚悟を口にした。

 私生活でもこだわりたいものがあった。トイレ環境だ。交渉の席ではダリ人を通じて、シカゴの本拠地に米国ではあまりなじみのない温水洗浄便座を設置することを要望したほど。同僚にも快適さを説いているといい「チームメートに素晴らしさを伝えました。環境にもいいと思います。(使わないと)トイレットペーパーめっちゃ使うので」。さらには「普通に…、けっこううんこするので、おなか痛くて試合に出るのは嫌なので、スッキリさせたいなというのもある。日本では当たり前に使っていたので、会った方がいいなと思ってエージェントにいいました。ここ(キャンプ地)にはないです。携帯用ウォシュレットを持っています。スポンサーを誰かお願いします。

TOTOさんとか…」と笑いを誘った。

 専属通訳もついているが、英語は身に付けいようと必死だ。「たない英語ですけど、なんとか伝えられるようにジェスチャーもしながら頑張っています…」。守備もヤクルト時代は三塁が本職だったが一塁がメインになる可能性も高く必死に練習を重ねており「日本の選手より(送球の)球が強い印象。球が動いたりするので、キャッチすることが難しいかなと思います」と必死にもがいている。

 さらに、日本よりも球速が速く、手元で小さく変化する変化球にも対応すべく、右足の上げる高さを低くして、コンパクトな打撃フォームを作り上げている。この日のライブBPでも、新フォームで4打席で2本の安打性の当たりをはじき返し「こっちに来てレベルが上がって、スピードボールに対応できるかできないかをみなさん思っていると思う。僕もその課題にはすごく自分自身向き合ってきたつもりでそうだと思ってきた。これが正解か分からないですけど、そういう準備はしてきたかなと思います」と説明した。

 米国での新生活を「楽しくやっています」という村上。ホームランバッターである意地と、精神面にも影響する温水洗浄便座は譲れない。だが、語学力、守備力、打撃フォームには課題を感じて受け入れ、成長しようと必死になっている。

編集部おすすめ