直木賞作家の今村翔吾氏が4月に開校する山形県立新庄志誠館高等学校校歌の作詞(作曲・名倉明子)を担当したことが分かった。

 「月の峰仰ぎ 白雲は照る 尽きせぬ流れ 最上の川よ まつりの響き 大地に渡る 若き心は 明日を拓く ともに ともにぞ 新たな道へ」

 今村氏は京都府出身で、滋賀県在住だが、実は新庄市とは深い縁がある。

作家デビュー作「羽州ぼろ鳶組」(2017年3月)の舞台は新庄で、その縁で21年2月に「しんじょう観光大使」に就任。昨年の「新庄開府400年記念事業」では、実行委員会総合アドバイザーをつとめイベントを盛り上げた。そんな今村さんに白羽の矢が立った。

 「新庄市と長きにご縁を得たことで、新たに開校する新庄志誠館高等学校校歌の歌詞をお任せしていただけることになりました。今後、末永く若者たちに歌われるものです。その為、新庄市の美しい風景や文化を留められるようにと書いたつもりです。そして、新庄の人々が幾度の困難を乗り越えてきた象徴であり、大切に紡いできた『まつり』の歌詞は入れたいと思いました。若者たちが志を抱き、時に挫折を経験しても、再び立ち上がって夢に向けて羽ばたく。そのような願いを込め認(したた)めさせて頂きました」とコメントした。4月7日に予定されている開校式でお披露目される。

編集部おすすめ