テレビ朝日の佐藤ちひろアナウンサーは「(4月で)7年目になるのかっていう驚きが一番大きい。でも今、私の中でやりがいのある生活を送らせてもらっている」と率直な思いを明かした。

週の始まりは「グッド!モーニング」(月~金曜・前4時55分)。スタジオ出演する月曜日は午前2時半に出社する。「早起き生活の大変さは正直あるけど、他では味わえないやりがいや達成感があります」

 仕事をする上で大切にしているのは「ニュースを見ること」。「ニュースは続いているものが多いので、今日はどこが追加された部分なのか」を理解するため、特にニュースを読む前日は念入りにチェックしている。

 反省から学ぶこともあった。リポート中に「思わず『やばい』と言ってしまった」。「グッド―」MCの坪井直樹アナから「やばいは言っちゃいけないよ、やばいよ」と指導を受けた。「普段から言葉遣いとか直さなきゃいけない。本当にふとした瞬間に出てきちゃうな」

 アナウンサーを目指したきっかけは、中学1年生の時に被災した東日本大震災。自宅のあった福島県の南相馬市は原発事故による緊急時準備避難区域に指定された。日常生活が一変する中、同年7月に被災地の中高生たちがハンガリーを訪問する「絆プロジェクト」に参加。現地のテレビ局の取材で被災経験を語ると、その番組を見た現地の人が佐藤の滞在するホテルを訪れ「祈ってましたよ」と手を握ってきた。

「本当に伝わるんだなという実感を得て、テレビの仕事って素敵だなって。いつか働けたらなって思うようになった」と憧れを抱いた。

 入社2年目からバスケットボール番組「バスケ☆FIVE」(日曜・深夜1時40分)を担当していることもあり、「(バスケ取材で)オリンピックに行けたらうれしい」と笑顔。後輩が増えてきているが「手本となれるように頑張っていきたい」と意気込んだ。(中西 珠友)

 ◆佐藤 ちひろ(さとう・ちひろ)福島県いわき市生まれ。早大商学部在学中に「Waseda Collection」でモデルとして活動。2020年にテレビ朝日入社。憧れは久保田直子アナウンサー。マイブームは最近飼い始めた犬「シロ」の写真を撮ること。身長163センチ。

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