◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽デュアルモーグル(15日・リビーニョ)

 【リビーニョ(イタリア)15日=宮下京香】五輪新種目の男子デュアルモーグルが行われ、モーグルで2大会連続銅メダルの堀島行真(トヨタ自動車)が銀メダルをつかんだ。昨年の世界選手権銀の種目で、エースは今大会2つ目のメダルを手にした。

以下はメダリスト会見の一問一答。

 ―心境は

 「前回シングルでブロンズだったのがシルバーになったのは、階段を一歩上がった気持ちになっているが、目指している金メダルではなかったこと、次回に持ち越しだなと。ただものすごくいいモチベーションができた大会になった。またこの4年間を自分らしく歩んでいきたいなと思っています」

 ―決勝のメンタリティーは

 「(金メダルの)キングズベリー選手と戦う瞬間は、すごくプレッシャーがかかる瞬間。それは想定したが、ただ自分が1ラウンド目から転倒してしまうような難しいコースだったこともあって、プレッシャーの中で、自分のベストランをするのはすごく難しい状況だった。最後自分の滑りが下までできなかったことはとても悔しかったが、ビッグファイナル(決勝)にいけたことに、まずは満足しています」

 ―スピードのリミットを外した?

 「今回の練習ではほとんどリミットを外して、周りと比べて速い滑りはできたが、ただコースとの相性というか、そのスピードを出していけるだけのキャパシティーがなく、コントロールを必要とするようなコースだったので、リミットを外すことが全てではなくコントロールすることも大事だった。スピードで負けないことも大事だったが、コントロールの仕方は今後技術として必要な要素になってくると思っています」

 ―キングズベリーについて

 「決勝に来ることはわかっていた。想定もしていたし楽しみだったが、僕としては、相手選手という気持ちの状況ではなかった。コースをどうするかというところが僕の全てだったので、ただモーグルのストーリーとして、シングルではランク1番をつけて、五輪で今まで1番をつけてきたキングズベリー選手とマッチアップすることは、モーグル界にとってすごくいい形だったのかなと。それがもちろん、勝って金メダルを取ることが選手として素晴らしいことだが、ここまで来れたことと、キングズベリー選手とここまで五輪の舞台で3大会戦えたことは、すごく僕にとってスペシャルな幸せな時間だったと感じています」

 ―2030年五輪へ

 「この次の4年後も目指したいと僕自身は思っていて、キングズベリー選手がいなくなることは、金メダルのチャンスは見えてくることは確かだとは思う。このままトップをキープして、4年間続けることの大変さも僕自身わかっていますし、それをどうやってやっていくかのプランニングが大事。2030年に向け、金メダルを目指して頑張っていきたいと思っています」

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