◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽カーリング(15日、コルティナ・カーリング五輪競技場)

 カーリング女子の1次リーグ(L)で、世界ランキング5位の日本代表フォルティウスは5戦目で2024年世界選手権銅メダルで同3位の韓国と対戦。前半第5エンド(E)を終わって、2-3と接戦に持ち込んだ。

 フォルティウスは3戦目で、世界選手権10度の優勝を誇る世界1位のカナダを下す金星で、五輪初白星を挙げた。その勢いを続く米国戦にも持ち込みたかったが、第8Eで有利な後攻ながら3失点。第9Rで負けを認めるコンシードで敗退し、通算1勝3敗で韓国戦を迎えた。

 0-2の第4Eは、最終投者(スキップ)の吉村紗也香が奮起した。1投目で、難しい2つのストーン(石)をはじき出すダブルテイクアウトが成功。複数得点を取るお膳立てで、相手のスキップのミスを誘った。最後は吉村が円形のハウスの中心に石をぴたっと止め、2点を奪い返し同点に追いついた。

 第5Eは韓国が有利な後攻だが、吉村の調子が上がってきた。1投目でダブルテイクアウトを成功させ、相手に複数得点を許さない陣形をつくった。1点を取らせる形に追い込み、第6Eを有利な後攻にする作戦が成功した。

 1次リーグは10チームが総当たりを行い、上位の4チームが準決勝に進出する。準決勝は1次リーグの1位と4位、2位と3位が対戦して勝者が決勝に進み、敗者は3位決定戦に回る。

 過去2大会、上位4チームに入る1次リーグの成績は5勝4敗以上だ。2018年平昌五輪では、日本代表のロコ・ソラーレが5勝4敗の4位で準決勝に進出。準決勝で韓国に敗れたが、3位決定戦で英国に勝ち、銅メダルを獲得した。

 2022年北京五輪では、日本代表のロコ・ソラーレと英国、カナダの3チームが5勝4敗で並んだ。当該間の対戦でも差がつかず、最後はドローショットチャレンジ(試合前に先攻か後攻を選べる権利を獲得するために行うドローショット。中心に近い方が権利を得る)の数値が低い順に3位英国、4位日本、5位カナダとなった。日本は準決勝でスイスを破り、決勝で英国に敗れ銀メダルに輝いた。

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