◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(15日・リビーニョ・スノーパーク)

 【リビーニョ(イタリア)15日=宮下京香】スノーボード女子スロープスタイル(SS)予選が行われ、ビッグエア(BA)との「2冠」を目指す村瀬心椛(ここも、TOKIOインカラミ)は2位で順当に決勝進出を決めた。1本目で84・93点の高得点をたたき出し「自分でもちょっとびっくりしている」と笑顔で話した。

岩渕麗楽(バートン)は4位、深田茉莉(ヤマゼン)は7位で通過。鈴木萌々(キララクエスト)は18位で敗退した。

 村瀬は9日のBAではスノボ女子初の金メダルを獲得。「現実じゃないんかってくらい、夢見てるんじゃないかってくらい、ものすごくうれしくて…」と笑顔を見せ、金メダルの瞬間は「最高でした」と爽快に振り返っていた。

 SSとの「2冠」が懸かるが「自分の滑りをしたら絶対に結果はついてくると思う。2冠、2冠って考えずに、自分のちゃんとした滑りを出し切れたらいいなって思っています」と冷静に見据えた。

 ◇村瀬 心椛(むらせ・ここも) 

 ▽生まれとサイズ 2004年11月7日、岐阜市生まれ。21歳。153センチ。

 ▽競技歴と学歴 4歳でスノーボードを始め、小学4年時の15年にプロ転向。小学6年時にバッグサイド(BS)1080(3回転技)を決め、注目を集める。13歳だった18年冬季Xゲーム、ビッグエア(BA)を大会最年少(当時)で優勝。

同年の世界ジュニア選手権スロープスタイル(SS)とBAで2冠。初出場した22年北京五輪のBAで日本女子の冬季五輪での史上最年少17歳で銅。25年世界選手権BA金、SS銀。岐阜第一高卒。

 ▽女子初の大技 18年1月に冬季XゲームでBSダブルコーク(C)1260(縦に2回転、横に3回転半技)を大会で初成功。23年9月にBSトリプルC1440(縦に3回転、横に4回転)を大会で初成功。25年11月にBSトリプルC1620(縦に3回転、横に4回転半)を練習で初成功。 

 ▽家族構成 両親とプロスノーボーダーの妹・由徠(19)

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