◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(15日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 女子500メートルが行われ、22年北京五輪銀メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)が37秒27で銅メダルを獲得した。五輪通算メダル数は日本女子史上最多を更新する9個(金2、銀4、銅3)となった。

 高木は全15組のレースで、序盤の4組目に登場。そこで好タイムをたたき出し、トップに躍り出た。最終15組を迎えた時点では、2位。最終組の結果次第で、銀メダルから4位まであり得る状況だった。最終組が滑り終え、銅メダルが確定したのは、自身のレースを終えて約29分後。銅メダルが確定すると待機している場所で、笑顔がはじけた。既にスケート靴は脱いでおり、日の丸を掲げるとリンクの内側の氷がない場所を走って回って、スタンドの声援に応えていた。

 ◆高木の一問一答

 ―4年前と違い。

「最終組を迎える上で2番だったので、メダルをとれるかとれないかの違いがあった。最終組見てるときは祈る気持ちはありましたね」

 ―このタイムでいけると思ったか。

 「いやー、なかったですね。ギリギリだなって。

イタリアの選手が会心のタイムだった。山田選手もタイム出していた。前回よりやや嬉しさは強い。日本の国旗も日本語の声援は背中を押してくれていた。お礼を伝えたかったのでやりたかった」

 ―美帆コールがあった。

 「してくれるんだと思った。素直に嬉しいのと上の2人をリスペクトする気持ちも。次はパシュートなので負けないぞと」

 ―滑り自体は。

 「2個目のコーナーを鋭くいければ2番に入れる可能性もゼロではない。私の中では一番ミスできないスタートで2大会連続で決めてこられたのはすごく何かにつながるというよりすごくうれしい」

 ―後半に向けての意味は。

 「昨日はスケーティングがいまいちはまりきらなかったがここまで改善できたのが大きい。意図をもってプラスに働いて個人種目に生きている。

パシュートにも生きるスケーティングができる」

 ―何がはまった。

 「難しいですね。リズムというか蹴るタイミングがなんか違うと思っていた。修正しきれなかった。体のフレキシブルさだったりとかが原因だったところも500メートルに出ると決めて分かったものがある。左右の動きにつながった」

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