ドジャース佐々木朗希投手(24)がキャンプ3日目の15日(日本時間16日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で今キャンプ初のライブBP(実戦形式の練習)に登板した。

 のべ3人の打者に17球を投げ、左前安打、空振り三振、遊ゴロと安打性は1本のみで、最速は98・6マイル(約158・7キロ)をマーク。

「ジャイロっぽい速いスライダー」という新球で2つの空振りを奪うなど、順調な調整ぶりを見せ、「2人目からはゾーンに積極的に投げられましたし、強さもよかったので、まあまあよかったんじゃないかなと思います」とうなずいていた。

 メジャー1年目だった昨季は、大きな期待を受けて開幕から先発ローテ入りしたが、わずか1勝で5月途中からは右肩を痛めて離脱。9月に救援で復帰して存在感を示し、ワールドシリーズ制覇に貢献したが、朗希や球団が思い描いていた先発投手としての道は歩めなかった。

 今季は、先発ローテを奪いに行く立場。球団との話し合いで、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場せず、チームでの調整を優先させることとなった。

 ゴームズGMはWBCの出場を許可しなかった理由を「我々がこれから再び何に取り組もうとしているのかを理解し、がお互いの視点を理解することが最も役立つということだ。WBCは野球界にとって素晴らしいものだが、我々は同時にドジャースに集中するという任務も負っている。だから、全員の声が聞き届けられるように対話し、長いシーズンになるであろうものに重点を置く。そして朗希が先発としてシーズンの最初から最後までを走り抜けることを願いたい」と説明した。

 いとも簡単に100マイル(約161キロ)を投げ、昨季の被打率が1割4分6厘だったスプリットという武器もある。昨季のポストシーズンでは救援という役割ながらも、潜在能力の高さを改めて証明することとなった。

 ゴームズGMは「彼がフルシーズンを戦うことを楽しみにしている」として、ライブBP登板前には「今日マウンドで朗希を見るのが本当に楽しみだ」と目を輝かせていた。

首脳陣からの期待も大きい朗希。メジャー2年目での飛躍に注目が集まっている。

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