◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアショートプログラム(15日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 【ミラノ(イタリア)15日=大谷翔太】 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が、73・11点。1位のハゼ、ボロディン組(ドイツ)と6・90点差で、16日(日本時間17日)のフリーに進んだ。

 優勝候補筆頭の「りくりゅう」にとっては「まさか」と言えるSP5位スタート。リフトにミスが出て、減点が響いた。初出場だった22年北京五輪で日本勢初入賞となる7位になり、金メダル獲得を目指す大会。大逆転優勝の可能性はあるか、今季の成績から探る。

 

 ◆SPの順位と得点

 〈1〉ハゼ、ボロディン組(ドイツ)80・01点

 〈2〉メテルキナ、ベルラワ組(ジョージア)75・46点

 〈3〉ペレイラ、ミチャード組(カナダ)74・60点

 〈4〉パブロワ、スヴィアチェンコ組(ハンガリー)73・87点

 〈5〉三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)73・11点

 ◆今季のペア・フリーの得点世界ランク

 〈1〉三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)155・55点

 〈2〉ハゼ、ボロディン組(ドイツ)149・57点

 〈3〉メテルキナ、ベルラワ組(ジョージア)148・07点

 〈6〉パブロワ、スヴィアチェンコ組(ハンガリー)135・49点

 〈9〉ペレイラ、ミチャード組(カナダ)134・42点

 「りくりゅう」は今大会、団体フリーで世界歴代3位となる自己ベストをマーク。今季ベストだけでみれば1位のドイツペアと5・98点差あり、逆転優勝も射程圏と言える。ただ、そのドイツペアはこの日、SPノーミスで自己ベストを2・40点更新。フリーでも好調をキープすれば150点を果たす可能性もあり、壁は高い。木原が言う「できるベスト」を出し、最終グループで控える上位陣にプレッシャーを与えられるかがカギを握る。

 「りくりゅう」は昨年の世界選手権で2季ぶりに優勝。今季も12月のGPファイナルを3季ぶりに制し、五輪を迎えていた。団体から数えれば、11日間で4度目の演技となるフリー。

心身共に疲労も予想されるが、世界の経験値を大一番で発揮する。

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