宝塚歌劇団は16日、次回の花組公演で「エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド)―」を上演すると発表した。宝塚大劇場で10月17日から11月22日まで、東京宝塚劇場で12月19日から来年2月7日まで。

宝塚歌劇全体で2018年月組以来8年ぶりで、令和に入ってから初の上演。花組では14年以来12年ぶり3度目。

 「エリザベート」はオーストリアの首都ウィーン発のミュージカルで、ハプスブルク帝国末期の皇后・エリザベートと、“黄泉(よみ)の帝王”トートとの禁断の恋の物語。宝塚歌劇では小池修一郎氏の潤色・演出により1996年雪組で初上演されて以来、これまでに10度の上演を重ねている平成の宝塚を代表する作品だ。くしくもこの日は、96年雪組公演初日の幕が開いた“エリザベート30周年記念日”にあたる。

 次回花組では、主演のトートを永久輝せあ(とわき・せあ)が、ヒロインのエリザベートを星空美咲(ほしぞら・みさき)の現トップコンビが、それぞれ演じる。「エリザベート」に出演するのは両者とも初めて。

 現時点で過去に「エリザベート」に出演経験がある花組生は、美風舞良(1998年、2016年=宙組時代)、紫門ゆりや(09、18年=月組時代)、紅羽真希、峰果とわ、凛乃しづか、高峰潤(いずれも14年花組)、糸月雪羽、聖乃あすか(いずれも14年花組に研究科1年の組回りとして)の8人。

【宝塚歌劇団の「エリザベート」とトート&エリザベート役】

▼1996年雪組 一路真輝&花總まり

▼1996年星組 麻路さき白城あやか

▼1998年宙組 姿月あさと&花總まり

▼2002年花組 春野寿美礼大鳥れい

▼2005年月組 彩輝直&瀬奈じゅん

▼2007年雪組 水夏希&白羽ゆり

▼2009年月組 瀬奈じゅん&凪七瑠海

▼2014年花組 明日海りお&蘭乃はな

▼2016年宙組 朝夏まなと実咲凜音

▼2018年月組 珠城りょう愛希れいか

▼2026年花組 永久輝せあ&星空美咲

※代役を除く。05年月組の瀬奈じゅんは男役、09年月組の凪七瑠海は宙組男役(特別出演)。96年星組、98年宙組、02年花組、26年花組は翌年にかけての公演。

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