将棋の福間香奈女流五冠=清麗、女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花=が16日、東京・渋谷区の将棋会館で棋士編入試験第2局に臨み、115手で片山史龍四段に敗れた。

 戦型は中飛車。

「手番が決まっているので、ある程度作戦を絞って考えられたかな」。研究は充実していた模様で、序盤は工夫を凝らしたが、中盤から玉周りを手厚く、攻めを続けた片山に苦しめられた。終盤は持ち時間がなくなってからも懸命に指し続けたが、逆転はならなかった。中終盤については「もうちょっとなんとかならなかったかな」と反省を口にした。

 福間は昨年10月に「公式戦の最も良いところから見て10勝以上、なおかつ勝率6割5分以上」の条件をクリアし、棋士編入試験の受験資格を取得したが、ここまで2連敗。合格には5人の試験官から3勝が必要となるが、早くも厳しくなった。

 第3局は大阪・高槻市の関西将棋会館で、来月27日に行われる。試験官は生垣寛人四段。1か月半後に向け「集中して次に臨めたらなと思います」と意気込んだ。

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