「ゴッドファーザー」シリーズの相談役(コンシリエーレ)で知られる俳優ロバート・デュバルさんが15日(日本時間16日)に死去した。16日(同17日)に遺族により故人のSNSで発表された。

95歳だった。

 アルゼンチン人の女優で映画監督のルシアナ・デュバル(旧姓ペトラザ)が故人のフェイスブックで「昨日、私たちは最愛の夫であり、かけがえのない友人であり、偉大な俳優の一人である彼に別れを告げました。ボブは愛と安らぎに包まれ、自宅で安らかに息を引き取りました」と報告。

 「彼はアカデミー賞受賞俳優であり、監督であり、物語の語り手でした。私にとって、彼はただただ全てでした。彼の演技への情熱は、役柄への深い愛情、素晴らしい食事、そして人々を惹きつける魅力に匹敵するものでした。数多くの役柄の一つ一つに、ボブは演じる人物と、その人物が体現する人間の精神の真実へ、全てを捧げました。そうすることで、彼は私たち全てに、永く忘れられない何かを残してくれました」と記した。

 また「長年にわたりボブに寄せられたご支援、そして彼が遺した思い出をしのぶこの時間とプライバシーを与えてくださることに感謝いたします」とつづった。死因については言及していない。

 1931年1月5日、カリフォルニア州サンディエゴ生まれのデュバルさんは55年にニューヨークの演劇学校に入学。ダスティン・ホフマン、ジーン・ハックマンらがクラスメートだった。

舞台などで活動した後、62年公開の「アラバマ物語」で映画デビュー。「ゴッドファーザー」(72年)、「ゴッドファーザー PART2」(74年)でコルレオーネ・ファミリーのコンシリエーレ役トム・ヘイゲンを演じ、PART2では米アカデミー助演男優賞にノミネートされた。「地獄の黙示録」(79年)などに出演し、名バイプレーヤーとして知られた。私生活では4度結婚した。

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