◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアフリープログラム(16日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が、ショートプログラム(SP)5位から大逆転優勝を果たした。フィギュア日本勢の金メダルは、2006年トリノ五輪の荒川静香、2014年ソチ、18年平昌五輪で2連覇の羽生結弦以来。

ペアでの優勝は、日本史上初の快挙となった。

 りくりゅうはフリーで世界歴代最高の158・13点をマークし、SP5位から逆転で金メダルを獲得した。それまで世界最高得点を保持していたのが、22年北京五輪金メダルの「スイハン」こと隋文静、韓聡組(中国)。りくりゅうの憧れのペアで、この日はともに第3グループで演技をした。木原は「北京(五輪)以来、お会いできたのはすごいうれしかった。一緒のグループで滑ることが僕たちの夢でもあった。リスペクトしているレジェンドの方と滑れてうれしかった」と感動していた。

 三浦はサインを部屋に飾るほどの大ファン。「本当にプログラムも、表現も、エレメンツもすごい好き。少しでも近づきたいなっていうふうに思ってやっている」と憧れの存在だと話す。だが、その推しの選手をこの日は超越する演技を披露。今季電撃復帰したスイハンだが、合計点では22・6点も上回った。

憧れる選手への思いが飛躍の一因となり、この日のパフォーマンスにつながった。

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