◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアフリープログラム(16日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が、ショートプログラム(SP)5位から大逆転優勝を果たした。フィギュア日本勢の金メダルは、2006年トリノ五輪の荒川静香、14年ソチ、18年平昌五輪で2連覇の羽生結弦以来。

ペアでの優勝は史上初の快挙となった。

 今大会では団体でもSP、フリーに出場し4演技を行ったりくりゅう。木原はフル稼働することに対して体力面での不安があった。個人戦での金メダル獲得が最大の目標であったため、当初、団体にはどちらか一方しか出ない方向で進めていた。

 日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長によると、連盟がトレーニング、栄養面などコンディショニングサポートを行うとし、団体のSP、フリーに出てもらうよう説得したという。昨年12月30日に、「これならいい。こういうふうにしていけば、僕はいけると思うので出ます」と了承の返事をもらった。

 結果として個人戦で日本ペア初の金、団体は2大会連続銀と2つのメダルを手にした。竹内氏は「成し遂げてくれた。すごい。全日本が終わってから年末にかけての長いストーリーもあって、ほんとに取れてよかった」と活躍をたたえるとともに、日本のために出場を決めた木原に最大級の感謝を送った。

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