テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は17日、ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子スーパー団体でエースの小林陵侑、二階堂蓮で挑んだ日本は6位となったことを報じた。

 日本は1回目は、二階堂が131・5メートルで137・4点、小林が129メートルで134・9点を記録して合計5位だった。

首位と18・9点差で2回目に進んでいた。2回目は、二階堂が131・0メートルの130・2点、小林が130・0メートルで132・7点。2回の合計535・2点の6位で3回目に進んだ。トップは568・7点のオーストリア、以下、547・3点のポーランド、538・0点のノルウェーと続く順位だった。そして迎えた3回目、日本は1人目の二階堂が138・5メートルのビッグジャンプ。6位から2位まで順位を上げて、一気にメダル圏内に入った。逆転メダルへ、最後の小林の試技を待つことになった。

 だが、3回目の2人目が飛び出すと、雪が激しく降り始めた。運営側のゲート上げ下げの判断があり、さらに雪強まり中断。ポーランドのトマシャクが飛んだが、踏み切りのタイミングが全く合わずに失速。3回目途中で競技の打ち切りが決まった。

 全チームが飛び終えていた2回目までの順位が最終結果として採用され、日本は6位の結果となった。

小林は3回目を飛ぶことなく、二階堂のビッグジャンプも幻となった。小林は「常に飛ぶ体勢でした。というか、あの気象の雲のレーダーを見れば(雪がやむと)絶対に分かっていた。5分後にやむと知っていてもしなかったんだな、と」と話した。

 スタジオには98年長野五輪金メダルの船木和喜が解説者として生出演。コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「レーダーとかないんですか?」と尋ねると、さらに「日本だったら雨雲レーダーってあって、その後やむかどうかぐらい分かるじゃないですか?あれ、わかんないんですかね」と繰り返し質問した。

 船木は「(レーダーを)見ているはずです」と答え「札幌の試合、しょっちゅうこういうことあるんです。ただ、試合を20分中断して雨雲の間で試合を進行してくれるんです。細かくやるんです。だから、(今回は)そういうデータとか取りながらやってたかどうかはわからないんですけど、札幌スキー連盟が運営していれば、試合は成立しています。世界一なんで」と解説した。

 これに玉川氏は「だよねぇ~…ちゃんとやってよ」と憤りを表していた。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーも「レーダー見れば、何分後にどうなって、何十分後にどうなっては…分かりますよね」と同意した。これに玉川氏は「だって、あんだけやんでるんですよ」とうなずいた。

 一方で船木は中止の背景を「ただ、夜の試合だっていうことがあると思います。札幌の試合は昼間やるんですよ。お客さんを待たせても、帰りの手段があったりとか。夜だと多分、何万人とお客さんがもしかしたらバスがないとか。全体的なことを判断した結果、ルール上に従ってっていう感じだったかもしれません」と解説していた。

 これに火曜コメンテーターで弁護士の菊間千乃氏は「でも5分だから。雨雲レーダー見てたら5分ぐらいは待ってもいいですよね」と疑問を投げかけると、船木は「もっと言ってください」と応じた。

 菊間氏は「選手が言えないから、声を大にして言いたいけど、悔しいですよね。こういうことで」と訴えていた。

 スタジオで同局の板倉朋希アナは、打ち切りにした理由を「運営側としては競技の公平性、安全性を考慮して」と伝えていた。

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