東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ7紙で構成)が選ぶ「第68回(2025年度)ブルーリボン賞」の授賞式が17日、都内で行われた。「爆弾」(永井聡監督)で助演男優賞に輝いた俳優・佐藤二朗は、ハットにブラウンのスーツ姿で登壇した。

 壇上では、表彰状を読み上げるプレゼンターに「いいこと言うじゃん」とツッコむなど“不規則発言”を連発。俳優・山口馬木也の司会ぶりを絶賛し「来年司会やる(主演男優賞の)妻夫木さんが焦ってるよ」と客席を盛り上げた。

 さらに「会場の入り口で警備員に止められました」と告白。佐藤が「じゅ、受賞者です」と答えたそうだが、「お客さんの入り口はあっちだよ、と言われた。やっと中に入ってきたら、隣にいたのが(新人賞を受賞したSUPER BEAVERの)渋谷(龍太)さんで『あ、俺殺されるなと思った』」と笑わせた。

 司会の山口に「爆弾魔に間違えられたんですね?」とツッコまれると、「うまいこと言うじゃーん」と絶妙の掛け合いも披露した。

 映画では、爆発を予言する謎の中年男・スズキタゴサク役を怪演。「みんなに感謝してる。ブルーリボン最高、ってことだよ」。監督賞を受賞した山田洋次監督に触れ「僕の生まれの1969年、昭和44年は『男はつらいよ』の記念すべき第1作目が公開になった年。だから山田洋次監督と同じ席上にいられるのはこの上ない喜び」と上機嫌だった。

 「爆弾」では、取調室での撮影だけに約2か月もかけたことを明かした。

佐藤は共演した渡部篤郎のモノマネまで披露し「おい二朗~、暇なんだよね~。お前と飲んでるとサラリーマンと飲んでるみたいだよ~」とボケるなど、最後まで“二朗ワールド”全開だった。

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