東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ7紙で構成)が選ぶ「第68回(2025年度)ブルーリボン賞」の授賞式が17日、都内で行われた。

 ミステリアスな夜の帝王を演じた「ナイトフラワー」(内田英治監督)で新人賞に選ばれた4人組バンド「SUPER BEAVER」のボーカル・渋谷龍太(38)はサングラスにゴールドのピアス、ベージュのスーツでど派手にキメて登壇。

開場前から行列をつくった多くの女性ファンの視線を一身に集めた。

 演技初挑戦での栄誉に「ありがとうございます。ご紹介いただきました。SUPER BEAVERってバンドでボーカルをさせていただいております渋谷龍太と申します。このたびはどうもありがとうございます」と丁寧に頭を下げた。

 「僕自身、音楽を20年やってまして正直、音楽しかしてこなかったので、お芝居をさせていただく機会をいただいて、こんな名誉な賞までいただけたというのは自分の中でもびっくりすることでありますし、ひとえに監督、スタッフ、共演者の方々と日頃応援してくださる方々のおかげで、このような結果になったと思ってます」と話すと「(音楽で)メジャー、20歳くらいの時に行って2年くらいでクビになって。30手前までアルバイトで生計を立て、今、音楽でご飯が食えるように、いや食べられるになって…。本当に賞とは無縁の人生を歩んできましたが、一番最初にいただけた賞がこのような賞であるってことは本当にうれしいことだなと、すごく実感しております」と感謝した。

 昨年の主演男優賞受賞者として司会を務める山口馬木也に「演技は初めてなんて思えない。本当に驚いた」と言われると「バンドマンが演技をするということに対して実は違和感があって。お芝居を実直にやられてきた方たちの中にポンと入るのに自分の中で抵抗があって。以前からお話をいただいていたけど、お断りさせていただいていて。

でも、20年やって、バンドマンとしての軸がもうブレることはないだろうと自分の中で思った時に挑戦したいなって気持ちになって、やらせていただきました」と回顧。

 山口に「これからも演技を続けてほしいなって。どこかで共演を」と言われると「ぜひ! ぜひ!」とニッコリ。「(山口の言葉は)びっくりというか、お芝居のことを何も分からなくて。自分がやるってことを考えたことがなかったので、一緒に映画をなんて声をかけていただけるのは本当に恐縮ですが、そういうことを言ってもらえるなら、またやってみたいな!って」と答えて、大きな拍手を一身に浴びていた。

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