◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・複合(17日、イタリア・プレダッツォ)

 【バルディフィエメ(イタリア)17日=松末守司】個人ラージヒルの前半ジャンプ(ヒルサイズ=HS141メートル)が行われ、3大会連続メダルのベテラン渡部暁斗(北野建設)は、125・5メートルを飛び19位だった。

 カギに挙げていた前半ジャンプだったが、思うような飛距離を出せなかった。

イタリア入り後、なかなかきっかけをつかめない現状にもどかしそうだ。「いい位置で折り返したかったですし、ノーマルの時は日本人も見に来てくれていたんですけど。個人戦は最後になるので、盛り上げて終わりたかった」と振り返った。

 昨年10月に今季限りでの現役引退を表明し、最後の夢舞台だが、初戦の個人ノーマルヒルは11位にとどまった。3大会連続メダルの第一人者が苦しんでいる。日本時間21時45分からスタートする後半距離(10キロ)は、トップから1分50秒差でスタートする。「諦めずにベストを尽くすしかない。持っているものを全てクロスカントリーコースに置いてくるくらいの気持ちで、自分との戦いで走りたいかなと思います」と前だけをみる。

 2大会連続の山本涼太(長野日野自動車)が首位に立った。後半距離は2位の選手に8秒差をつけてスタートする。谷地宙(JAL)は14位につけた。

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