ボクシングの2025年度年間優秀選手表彰式が17日、東京・文京区の東京ドームホテルで行われ、前WBA世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王者・高見亨介(23)=帝拳=が新鋭賞と年間最高試合(世界戦以外)の“2冠”を獲得した。

 高見は「去年はジェットコースターのような1年だった。

もしかしたら新鋭賞は取れるかなと思ったけど、まさか最高試合賞も取れるとは…。数多くある試合の中で選んでもらえてうれしい」とダブル受賞を喜んだ。

 高見は4月18日、後楽園ホールで日本ライトフライ級王者・川満俊輝(30)=三迫=に挑戦。右強打、左フックで序盤から積極的に攻めると6回に右アッパーを効かせてラッシュしてTKO勝ち。王座を奪取した。

 その後、日本王座を返上して、7月にはWBA世界ライトフライ級王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)に初挑戦。10回TKO勝ちで王座を奪取した。だが、12月にWBO王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)と王座統一戦を戦ったものの、1―2の僅差で判定負けした。

 現在、再起に向けて練習を再開。「なまった体にムチを入れて、しっかり整えている」と高見。今後については「フライ級(50・8キロ以下)で世界を狙いたい」と新たな目標を打ち立てた。

 世界戦以外の年間最高試合には、7月31日の斎藤麗王(27)=帝拳=と渡辺海(23)=ライオンズ=のWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級(58・9キロ以下)タイトルマッチ(後楽園ホール)も選ばれた。

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