◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 女子ショートプログラム(17日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 【ミラノ(イタリア)17日=富張萌黄】 女子ショートプログラム(SP)が行われ、初出場の千葉百音(もね、木下グループ)は74・00点の4位だった。五輪デビューは最終滑走。

「かなり強烈だったが、この先の人生、五輪で最終滑走を経験することなんてないかもしれないと思ったら、楽しんでやろうという気持ちでできた」と緊張を楽しみに変え、初の大舞台で華麗に舞った。

 冒頭のフリップ―トウループの連続3回転ジャンプを着氷。回転不足を取られたが、続くダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ルッツでは加点を引き出した。「最初のコンビネーションジャンプで少し詰まってしまったけど、それ以外は落ち着いて動ききれた。最後のステップシークエンスは自分が五輪の、それも最終滑走でこんなに楽しく滑れていることに感謝の気持ちや、幸せだなと感じながら踊ることができた」と笑顔でSPを終えた。

 演技開始直前。普段は浜田美栄コーチにおでこを合わせ「行ってらっしゃい」と送り出される。今大会はクッションが厚く、浜田コーチが思いっきりジャンプをして、クッションに上半身を乗せて行うことになった。「あれは絶対に成功させないといけないルーチンなので、私もしっかり迎えにいった」と無事に成功。最終滑走で緊張していたが、普段通りにスタートポジションに入り堂々と演技した。

 フリーは4位から逆転表彰台を狙う。3位のアリサ・リュウ(米国)との差は2・59点差。

トップの中井亜美(TOKIOインカラミ)とも4・71点差と逆転は可能な差だ。フリーはイタリア北部のベローナが舞台の「ロミオとジュリエット」。「五輪で演じることを楽しみにしながら、プログラムを選んだ。自分らしいロミジュリを演じ切れるように、ノーミスの演技を目指したい」と意気込んだ。

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