◇スターゼンカップ 第56回日本少年野球春季全国大会大阪中央支部予選(11~15日・グレープヒルスポーツ公園ほか) ◆中学生の部・決勝 東大阪北ボーイズ0―1藤井寺ボーイズ

 「スターゼンカップ 第56回日本少年野球春季全国大会」(報知新聞社など主催)の予選が各地で行われた。京都府支部は京田辺ボーイズが6回に2点差をひっくり返し、時間切れの“サヨナラV”。

2年連続で本大会進出を決めた。大阪中央支部では、藤井寺ボーイズが完封で虎の子の1点を死守。こちらも昨春に続く全国切符をつかんだ。滋賀県支部は大津瀬田ボーイズと湖南ボーイズ、兵庫県東支部は兵庫西宮ボーイズと兵庫夙川ボーイズが決勝へ進んだ。

 試練の先に歓喜が待っていた。1点を守り切った藤井寺・井川が、大の字で跳びはねた。2年連続の本大会切符奪取。インフルエンザ感染で準決勝から欠場した三浦主将に代わり、ゲームキャプテンを担った副主将は「いつも以上にチームを見て、一つになれるように声を出した。最高」と優勝旗を握りしめた。

 今大会3戦連続先発となった越智は、1月末に左人さし指を骨折した。けがを抱え、さらに前日からの連投で球数制限もある中で4回3安打0封の快投。「今日も痛かったけど、投げたかった。

援護を信じて投げた」と気迫を伝えた。

 打線は4回先頭の井川が四球で出塁し、犠打と暴投で1死三塁とした。5番・戸口が「とにかくバットに当てる気持ちで振った」と意地の犠飛。1月上旬に右肘の手術を終え、ホームまで投げられない状況の一塁手がバットで応えた。

 両軍通じて唯一のホームを踏んだ井川は、投げては5回から3イニングを封じて完封リレー。役割を存分に果たし「全国は楽しんで勝ちたい」と目を輝かせた。

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