将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、棋聖、棋王=に永瀬拓矢九段が挑む第75期王将戦七番勝負第4局が18日、和歌山市の和歌山城ホールで前日から指し継がれ、後手の永瀬が勝利。シリーズ3勝1敗として初の王将位に王手をかけた。

 午前9時、68手目が開封されてリスタート。昼過ぎまで互角の形勢で進んだ。先手の藤井が89手目で46分の考慮の末、銀取りに5筋の歩を突いた。この勝負手が結果的に分岐点となったようだ。

 勝った永瀬は19年度の叡王位、19~22年度の王座位に続く通算6期目、本棋戦初のタイトル奪取に王手。敗れた藤井は18回登場して18期すべてタイトル獲得している七番勝負(竜王戦、名人戦、王位戦、王将戦)において、19回目で初めてのカド番となった。

 第5局は3月8、9日に栃木・大田原市の「ホテル花月」で指される。決着局となるのか、藤井が逆襲するのか。注目の一局となりそうだ。

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