プロボクシングの「Lemino BOXING フェニックスバトル150」が19日、東京・後楽園ホールで開催され、「フェニックスバトル・スーパーフェザー級1000万円トーナメント」1回戦5試合などが行われる。18日は都内で前日計量が行われ、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(46)が会長を務める「KOD LAB」ジムのプロ第1号選手で同トーナメントに出場する英豪(25)と、対戦相手の牛島龍吾(25)=八王子中屋=がともに58・8キロでクリアした。

 世界王座11連続防衛に成功した内山氏は2017年7月に現役を引退。翌18年12月に東京・新宿区にフィットネスジム「KOD LAB FITNESS BOXING」をオープン。25年7月にプロ加盟した。

 引退後初めて計量会場を訪れたという内山会長は「緊張感は別にないですね。計量会場も、なんかこんな感じだったなという感じです」と笑顔。英豪のミットも「週に5、6日」持っているといい、会長・トレーナー業について「難しいですよ、教え方は全員違いますし。僕としては強くするというよりも、勝てる確率を少しでも上げられればいいな、という感じです。あと戦うのは本人次第ですね」と話した。

 すでに5人のプロ選手が在籍。第1号選手として緑ジムから移籍加入した英豪が、内山会長が活躍したスーパーフェザー級でジム初陣を迎える。「一番最初にスーパーフェザー級の選手が来てくれたので、そういうところに縁を感じますよね」と目尻を下げた。

 目指すは“ノックアウト・ダイナマイト2世”の育成だ。

「まだ始めたばかりなので、今回の試合が終わったらもっと追い込んだトレーニングをやろうと思っています。今は急に変えちゃうと良くないので、本人の特徴を生かしたボクシングを教えています。ここから先、一発一発の打ち方やボディーなどを教えていきたいです」と意欲を見せた。

 英豪はアマチュアで駒大ボクシング部副主将を務めるなど51戦35勝16敗の戦績を残し、23年8月に緑ジムからプロデビュー。2戦目で日本ランキング入りを果たしたが、昨年9月に大畑俊平(駿河男児)に4回TKO負けし、プロ6戦目で初黒星を喫した。昨年12月中旬に緑ジムからKOD LABジムに移籍。同ジムの第1号プロ選手となった。

 注目のジム初陣を任された英豪は「期待とプレッシャーはいつも以上にかかっている。それがいい意味でいいプレッシャーになっていて、練習もしっかり追い込めている」と話し、「まずは100%勝つという結果にこだわって戦いたい。(内山会長に)左ボディーのタイミングや打ち方も教わっているので、あしたの試合のどこかで出せれば」と意気込んだ。

 戦績は英豪が5勝(2KO)1敗、牛島が5勝(3KO)3敗2分け。

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