◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 女子ショートプログラム(17日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 ロシア出身で個人の中立選手(AIN)として出場するアデリア・ペトロシャン(18)は5位発進。72・89点をマークし「自分の演技から大きな喜びを感じた」と感慨に浸った。

 第1グループから大歓声が起こった。横断幕を掲げるファンや「アデリア」コールの大合唱に包まれた。4回転ジャンプやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を持つが、SPのアクセルは2回転半にとどめた。フリーでも4回転を入れる意向はなく「検討はしたけど、ここ4日間は4回転の練習をしていなかった。準備状況や体調などを考え、全員で話し合って決めた。正しい判断」と説明した。

 ロシアのウクライナ侵攻により、国際連盟(ISU)の大会から除外。昨年9月の五輪最終予選が4年ぶりの国際大会だった。今大会、選手村には入らず母と2人で過ごしているという。坂本らと競うことには「一緒に滑られるのはうれしい」と笑顔ものぞかせ「今のところプレッシャーは感じていません。特別な圧力は感じていません」と穏やかな表情で語り、フリーへ気持ちを高めていた。

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