巨人・山崎伊織投手(27)がオープン戦初戦となる21日のヤクルト戦(那覇)に先発予定であることが18日、分かった。昨季チームトップ11勝とフル回転し、シーズン開幕投手の筆頭候補にも挙がる6年目右腕。

宮崎、那覇とここまで春季キャンプで順調な調整を続けている新エースの今季初実戦に注目が集まる。22日の中日戦(北谷)は則本昂大投手(35)が、23日の楽天戦(那覇)では新外国人のフォレスト・ウィットリー投手(28)が先発予定と主力投手も続々登場。開幕ローテ争いが本格的に始まる。

 阿部巨人のオープン戦開幕投手は背番号19に託された。21日、ホームのセルラースタジアムで迎える初戦。まず山崎が同一リーグのヤクルト相手に先陣を切って先発する。今年は1次キャンプ地の宮崎から順調に調整を進めて沖縄へ。これまでも「いいコンディションで臨めている。優勝・日本一を目指してやってるのでチームに1勝でも多く貢献できるように」と語っていたように、気持ちを高めて初の実戦へと向かう。

 14日のライブBP(実戦形式の打撃練習)では2セット計32球、のべ10打席分で安打性1と安定感抜群の投球を披露。キレが光った直球は最速148キロを計測し、坂本、ダルベック、大城からは三振を奪った。見守った阿部監督も「しっかり準備してくれたんだなと。

これを持続してほしい」と仕上がりの良さにうなずいていた。

 大卒5年目の昨季は3年連続2ケタ勝利となる自己最多11勝で貯金7。チームトップ156回1/3で防御率2・07と大車輪の働きでチームをAクラスに踏みとどまらせた。昨年11月のイベント中には、共演した阿部監督から「素晴らしいキャンプ、オープン戦を送ってもらって(25年)勝ち頭の山崎が開幕で投げてほしいという希望はあります」と今季の開幕投手筆頭候補に指名された右腕。現時点で唯一開幕ローテ入りを確約されているのもこの男だ。

 現在1軍キャンプに帯同中の投手20人のうち、先発候補は新加入の則本らを含め総勢14人。オープン戦開幕と同時に超し烈なローテ・サバイバルのゴングが鳴る。2戦目の22日・中日戦(北谷)では則本が先発で移籍後初実戦に臨み、田中将とドラ1・竹丸も登板する見込み。山崎と並ぶエース候補のウィットリーら新外国人は23日の楽天戦(那覇)でデビュー予定と、主力投手も続々とマウンドに上がる。結果、内容が問われる競争のその先頭を、山崎が走る。

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