◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 初の秋春制移行を前にJリーグ「百年構想リーグ」が6日、開幕した。現地観戦はテレビとは違う空気を味わえる。

これまで取材を含め国内50を超えるサッカースタジアムに行った経験から、おすすめのスタジアムを紹介したい。

 ホテルのバルコニーから試合を観戦できるのは、昨年8月に家族旅行で訪れた長崎スタジアムシティ。J1(当時J2)長崎の本拠地・ピーススタジアムを始め、Bリーグ長崎の本拠地アリーナ、ホテルや商業施設、オフィスなどが並ぶ総合施設だ。24年10月に開業し、JR長崎駅から徒歩10分ほど。さながら一つの「都市」という印象だ。

 ホテルはピーススタジアムのバックスタンド上に位置する。ピッチに面した部屋に入ってバルコニーに出ると、屋根の上からスタジアム全体を見下ろしているような未体験の感覚に包まれ、小学5年生の息子と「やばい」を連呼した。上層階のため多少の距離と角度はあるものの、さほど気にならない。設置されていたソファに座りながら試合を楽しめた。

 また、ホテル内のプールやジムなどからもピッチを眺めることができて驚かされた。ただ、観戦を主な目的として造られたものではないので、部屋によっては屋根でほとんど見えない場合もあり、注意は必要だ。

 試合日以外もスタジアムが開放され、試合の前日はコンコースで食事を楽しみ、ピッチ全体を使った光と音楽によるレーザーショーも満喫。

観戦初心者はゆったりと雰囲気を味わい、上級者も普段のスタジアム内からとは違う視点を楽しめる。商業施設でのショッピング等も含め、最先端の空間に誰もが満足できるのではないか。(レイアウト担当・古川 浩司)

 ◆古川 浩司(ふるかわ・ひろし)2006年入社。サッカーや地方版担当などを経て現職。

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