18日放送のNHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜・午後9時)では、この日召集された特別国会で高市早苗首相(自民党総裁)が衆院本会議の首相指名選挙において第105代首相に選出されたことを報じた。

 首相任命式と閣僚認証式を経て、日本維新の会との連立政権による第2次高市内閣を発足させた高市首相について、記者キャスターの広内仁氏は「今日、召集された特別国会の勢力図が大きく変わりましたが、その象徴と言えるのが衆議院の委員長ポストの割り振りです」とコメント。

 常任委員長、特別委員長、審査会長の27のポストが昨年10月の時点では与党が15、野党が12だったが、今回、与党が25、野党が2となったことを報じると「特に注目したいのが、自民党が(立憲民主党から)奪還した予算委員長と憲法審査会長です」と続けた。

 その上で「高市総理としては新年度予算案の審議と憲法改正に向けた議論を加速させたい考えです。特に予算案は解散、総選挙で審議入りが1か月ほど遅れて4月下旬、大型連休前の成立が想定されているんですけど、高市総理は年度内成立をあきらめていません。内々にスケジュールの検討が進められていて、自民党は与党の質問時間を削るなどして、なんとか審議時間を縮めたい考えです。一方で野党からは充実した審議を求める声も出ていますので、年度内成立が実現するかどうかはこれからです」と続けた。

 その上で「明後日の施政方針演説の後、来週からは各党の代表質問が始まります。一変した与野党の勢力図が今後の議論にどう影響を与えるのか、前例のない展開になりそうです」とした。

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