俳優の佐藤二朗(56)と女優の橋本愛(30)が、4月14日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「夫婦別姓刑事(でか)」(火曜・後9時)にダブル主演することが18日、分かった。2人は初共演。

佐藤は民放ゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の連ドラ初主演となる。

 映画「爆弾」での怪演で話題沸騰した佐藤が、26歳年下の橋本と夫婦役を演じる。舞台は東京のある警察署。警察には「夫婦は同じ部署に配属してはならない」という暗黙のルールがあるなか、刑事課の四方田誠(佐藤)と鈴木明日香(橋本)は私生活を隠しながら抜群のコンビネーションで事件を解決していく。音楽プロデューサーの秋元康氏(67)が企画・原案を担当した、コメディーと本格ミステリーの両面を併せ持つ作品だ。

 佐藤は30~40代の頃に多くの連ドラに出演したことを「僕の誇り」と“テレビ愛”を強調。「今回は主演という立場だが、特に気負いはない。嘘(うそ)。少しある」としながらも、「僕は今まで沢山の主演を支えてきた。なるべく、なるべくいい芝居をして、いい作品を皆様に届ける。それがあの頃のテレビマンたちへの恩返しで、今も変わらずもがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返してるであろうテレビマンたちと一緒に僕ができる、唯一のことだ」と腕まくりした。

 フジ系連ドラ初主演となる橋本は「今回、コメディーの仮面を被ったミステリー、ということで、これまで真正面から挑戦したことのない作品に参加させていただきます」とコメント。

昨年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では横浜流星演じる蔦屋(つたや)重三郎の妻・ていを好演したが、年の差のある佐藤との初共演に「夫婦としての関係性を面白がってもらいながら、いかに愛着を持ってもらえるか。どんな困難や複雑な問題が生じても、誠実に、真摯(しんし)に向き合っていきます」と語った。

 ◆佐藤二朗コメント全文

 「僕は30代40代の頃、本当に沢山の連ドラに出た。僕が出始めた頃は、すでに“トレンディドラマブーム”は過ぎ、“ドラマを作れば高視聴率”という時代も終わっていた。それでもスタッフ、キャストたちは、限られた制約の中で、少しでも良い作品にするため、必死だった。次から次へ産み出し、消費されゆく宿命を持つ中にあって、テレビマンたちは、昔も今も、もがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返している。そんなテレビマンたちと沢山の仕事をしてきたこと、沢山の連ドラに出演してきたことは、僕の誇りだ。今回は主演という立場だが、特に気負いはない。嘘。少しある。だけど僕は今まで沢山の主演を支えてきた。なるべく、なるべくいい芝居をして、いい作品を皆様に届ける。

それがあの頃のテレビマンたちへの恩返しで、今も変わらずもがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返してるであろうテレビマンたちと一緒に僕ができる、唯一のことだ」

 ◆橋本愛コメント全文

 「今回、コメディーの仮面を被ったミステリー、ということで、これまで真正面から挑戦したことのない作品に参加させていただきます。軽やかに、それでいて心地いい作品の空気感を作ることができるのか。考察を楽しんでいただけるように、精度の高いミステリーをお届けできるのか。初めましての佐藤二朗さんとの、夫婦としての関係性を面白がってもらいながら、いかに愛着を持ってもらえるか。どんな困難や複雑な問題が生じても、誠実に、真摯に向き合っていきます。ひとつひとつの新たな挑戦と、これから素敵な皆さまとものづくりを共にすることを、心から楽しみにしています」

 ◆企画・原案 秋元康コメント全文

 「“夫婦別姓”というニュースが話題になった頃、別姓の二人が、実は夫婦であることを隠して、同じ職場で働いていたら、色々、不都合があるんだろうなあ。しかも、その職場が警察署の刑事課だったら?家庭で食事をしながら、殺人事件のことを話すんだろうか?そんな妄想を膨らませて企画しました。主演が佐藤二朗さん、橋本愛さん、脚本が矢島弘一さん、そして、演出を田中亮さんが担当するわけですから、面白くないわけがありません。是非、リアルタイムでご覧ください」

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