人気特撮ヒーロー・ウルトラセブンのオープニング曲などを手掛けた作曲家・冬木透さんの“追悼コンサート”が3月13日(金)に東京・中央区の浜離宮朝日ホールで行われることになった。2024年12月26日にクリスマスの終わりとともに89歳で旅立った“ウルトラ音楽の父”。

遺(のこ)した珠玉の名曲を後世につないでいくコンサートの第1回公演となる。

 冬木透こと本名・蒔田尚昊(まいた・しょうこう)さん逝去から1年が経ち、お別れの会も兼ねた特別公演の開催が決まった。「星になったマエストロへ捧ぐ、一夜限りの調べ」として内容は2部構成になる。第1部では、蒔田さんが長年教鞭(べん)を取った桐朋学園大学音楽学部出身の数名によって結成された「桐柊(とうしゅう)会」メンバーによる「交響詩ウルトラセブン」が演奏される。ピアノ2台の8手連弾に弦楽器とパーカッションを加えた鮮烈な編曲で披露。第2部では、「交響詩ザ☆ウルトラマン」の第2楽章や代表作「ウルトラセブン」の音楽を中心に、冬木音楽の代名詞にもなった各時代の「ワンダバ」がメドレーで奏でられる。

 注目は、蒔田さんの晩年の創作活動をともにして支えた作曲家・栗山和樹氏による本公演のための「渾身の新アレンジ」。ドラマや映画音楽を数多く担当してきた編作曲家の手によって、これまでのウルトラ楽曲とはまた異なる、優しくも力強い新たなサウンドと世界観が誕生する。

 公演は19時開演予定。お問合せはヴォートルチケットセンター(03・5355・1280)まで。

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