18日のスノーボード男子スロープスタイルで銀メダルを獲得した長谷川帝勝(たいが)を小学生の時から知る川地武臣さんが19日、スポーツ報知の電話取材に応じた。

 川地さんは長谷川が愛知・北名古屋市のサッカークラブチーム「Cerezos en flor(セレッソスエンフロール)」に在籍した小学2年生から指導。

当時の様子を「練習時間の2時間くらい前から来ていて、黙々とストレッチ、リフティング、ドリブル、キックの自主練習をほぼ毎日やっていた」と振り返った。

 チームでは「あとは俺がやってやるみたいな点をとるポジション」だったといい、チームの公式戦初ゴールを決めたのも長谷川。「この子は野生。(試合で)負けたら涙を流すし、チームが勝っても自分ができなかったら悔しい。今も子どもに教えているけど、そんな子なかなかいない」と絶賛。「サッカーでもすごいいいところまでいったと思う」と実力を認めた。

 平日はサッカー、土日はスノーボードと二刀流を続けていた長谷川だが「小学5年生の夏頃にスノーボード一本でやると決めて、大会が終わって」クラブを退団。現在もLINEなどで連絡を取り合っており、11位に終わったビッグエア直後には川地さんがげきを飛ばしたという。メダル獲得の瞬間をテレビで見届け「祝福というよりも見ていて悔しかった。金メダルとった選手と銅メダルとった選手はすごい喜んでいたけど、あいつは『やった!』みたいな喜びを出さなくて。あの子を成長させるための銀メダル。今回は神様がわざと銀メダルにした。

帝勝はもっとできる。底が計り知れない男でこのまま突き進んでほしい」とエールを送った。(中西 珠友)

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