◆第18回兵庫ユースカップ(2月19日、姫路競馬場・ダート1400メートル、良)

 西日本交流レース第18回兵庫ユースカップが19日、姫路競馬場のダート1400メートルで11頭(地元10、高知1=スターアイセーラは出走取り消し)によって争われ、2番人気のベラジオソニック(田野豊三騎手)が、最後の直線で遠征馬トサノシュジンコウとの叩き合いを制して重賞初制覇。3歳重賞戦線に新たな主役が誕生した。

 比類なき勝負根性を発揮したベラジオソニックが混戦を制した。4コーナーで他馬と接触してバランスを崩しながらも素早く立て直し、外から詰め寄るトサノシュジンコウを首差振り切ってゴールに飛び込んだ。

 「(4コーナーは)競走中止になるぐらいのアクシデントでしたが負けず嫌いの面を出してくれました」と殊勲の田野は1月20日から姫路開催になってから12勝と好調だ。「いい馬にたくさん乗せていただいているおかげ」と謙遜したが、このレースでも主戦の杉浦が笠松に遠征。最終追い切りに騎乗しただけで本番に臨んだが、見事に結果を出した。

 ここまで4勝しているが、すべて1400メートル以下。距離延長に対応できるかが今後の課題となるが「どこからでも競馬できるのが強み。距離も大丈夫だと思う」と管理する諏訪調教師は自信を見せ、菊水賞(4月2日・ダート1700メートル、園田競馬場)挑戦を明言した。(蔵田 成樹)

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