◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(19日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 男子1500メートルが行われ、日本記録保持者の山田和哉(ウェルネット)は1分45秒53で12位だった。引退した兄・将矢さんの思いを背負い臨んだ初の五輪。

今大会は3種目に出場した。レースを終え、「パシュート(団体追い抜き)や1000(メートル)と比べて自分らしいいいいレースはできた。タイム自体はまだまだという思いはある」と振り返った。団体追い抜きの練習中に転倒し、左臀部にけがを抱えながらのスタートになったという。

 3歳の時、5歳上の兄・将矢さんの影響で競技を始めた。23年ワールドユニバーシティーゲームズでは4種目でメダルを獲得した。23~24年シーズンには1000メートル、1500メートルでW杯の表彰台に立つなど、徐々に世界でも上位に食い込むようになった。

 今季W杯では1500メートルで日本記録を更新。勢いに乗り、昨年末の全日本選手権1000メートルを大会記録で制し、悲願の五輪切符を手にした。将矢さんは代表権を獲得できず、現役引退を表明。山田は「出られなかった人たちの思いも背負って、全部の種目で全力でメダルを取りにいきたい」と涙ながらに目標を語っていた。

 初の五輪を迎え、公式練習では記念撮影を楽しむ姿もあった。

楽しむことを優先し、開会式では跳びはねながら、充実している様子も見せていた。個人、団体合計で3種目に出場。「どちらもおろそかにしないように。全力で取り組んでいければ」と語っていた。

 ◆山田 和哉(やまだ・かずや)2001年9月27日、北海道帯広市出身。24歳。3歳の時、兄・将矢三の影響で競技を始める。23年1月、ワールドユニバーシティーゲームズ4種目でメダルを獲得。23年W杯1000メートル、1500メートルで3位。趣味はポケモンカード、料理。181センチ。

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