◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 あす2月22日は猫の日。MLBだけでなくNBA、NFL、NHL、カレッジといった北米スポーツ全般を見ていて気づいた。

猫科のチーム名が多くないか?

 MLBだとタイガースが唯一だが、NFLにはライオンズ、パンサーズ、ジャガーズ、ベンガルズ。NHLにもパンサーズがあり、NBAにはボブキャッツ(現ホーネッツ)がかつて存在した。大学まで広げると、クーガーズ(ブリガムヤング大など)、ワイルドキャッツ(ケンタッキー大、アリゾナ大など)もある。虎やライオンは分かりやすい強さの象徴だし、俊敏や孤高もチーム名にふさわしい。かみついたり、ひっかいたりする図柄がキャッチーで、商品化しやすい面も採用理由かもしれない。

 犬派にはチーム名の種類は少ない。ブルドッグス(ジョージア大など)、ハスキーズ(ワシントン大など)、ティンバーウルブズ(NBA)くらいか。人間のバディであり、最も身近な動物なので、戦う集団の象徴としては不利に働いてきたのだろう。ところが、ブルドッグスはNCAA1部所属校で採用例が最も多い。種類では劣るが、数では猫科を圧倒しているのだ。

 MLBのチーム名はやや異なる。動物でも戦士でもなく、「その街の人々」を指す呼び名が目立つのだ。

ドジャース、ヤンキース、ツインズ、フィリーズ…。いずれも土地の歴史や住民の愛称に由来する。4大スポーツ全体で見れば、こうした系統は少数派だが、メジャーでは人々の呼称や職業由来の名前が半数を超える。強さの記号というより街を名乗り、街に愛されてきたリーグなのかもしれない。(メジャー担当・西村 國継)

 ◆西村 國継(にしむら・くにつぐ) 1997年入社。最もお気に入りのチーム名はエルパソ・チワワズ(パドレス傘下3A)。ロゴがかわいい。

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