ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子ビッグエアで金、スロープスタイルで銅と2つのメダルを獲得した村瀬心椛(ここも、TOKIOインカラミ)が20日、イタリア・ミラノで会見に臨んだ。

 ビッグエアで銅メダルを獲得した22年北京五輪後に出会ったスポーツトレーナーの佐藤義人氏との治療やトレーニングが今大会の躍進の1つの契機になった。

佐藤氏が治療の施術をしたラグビー元日本代表の堀江翔太氏から、村瀬の元に届いた1通のメッセージがあった。そんな“キューピット”の堀江氏に向けて「翔太さんがいたから、けがも治せたし、今回2つメダルを獲得することができたと思います」と感謝の思いを口にした。

 五輪のほか、W杯の前などにもたびたび激励の連絡を受けているそうで「『頑張ってね』『ここもちゃんならいけるよ』と言葉をかけてくださる翔太さんには本当に感謝しかないです。4年前の五輪の後(テレビ番組で)けがを明かした時に、それを聞いて連絡を直接くださった。佐藤さんのトレーニングに行くようになって、体も強くなった。けがも当時は痛かったけど、今は痛みなく滑れているので、翔太さんには感謝しかないです」。

 北京五輪で、冬季五輪の日本女子最年少17歳で銅メダルを取った村瀬だが、快挙の裏で右膝の痛みと闘っていた。五輪直後に出演したテレビ番組で「膝の痛みが…」と明かした。たまたま番組を見ていた堀江氏は、胸を痛め「まだ10代。膝が痛い中で戦っていたんだ…かわいそう」。いてもたっても居られず、村瀬のSNSにメッセージ。村瀬はからすぐに返事が届き、佐藤氏とつないで世界一に向けた体づくりが始まった。

2人の恩人に向け、村瀬は2つのメダルをカメラに向けて見せていた。

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