◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フリースタイルスキー(20日・リビーニョ・スノーパーク)

 【リビーニョ(イタリア)20日=ペン・宮下京香】 女子スキークロスが行われ、32歳・新井真季子(岐阜日野自動車SC)が1回戦の8組4着で敗退した。「結果としては思うものではなかったけど、最後はゴールまで滑り切れたのは良かったです。

五輪は大クラッシュも含めて楽しかった。人生の宝物になりました」と納得の表情で振り返った。

 岐阜・高山市出身で、アルペン種目に励んで中学3年の時にオーストリアに単身スキー留学。W杯の下位のカテゴリーのFISファーイーストカップで種目別優勝を果たすなど活躍してきた。22年にスキークロスに転向し、ミラノ・コルティナ五輪に念願の初出場が決まった。スキー選手として活動する傍ら俳優・綾野剛主演の22年のTBS系ドラマ「オールドルーキー」にも出演し、マルチな活躍が光る。

 今後については「まだ何も考えていない」と話すにとどめ「(けがが続き)体がボロボロなので、1回治すことに専念したいなと思います。小さい頃から夢に見てきた舞台で、本当にたくさんの方に応援してもらってこの舞台に来られたことが、私の宝物になりました。この後は岐阜に帰って、高山ラーメンを食べたいと思います」と充実の表情で初の夢舞台を後にした。

 ◇スキークロス フリースタイルスキー競技の一種で、選手が一斉にスタートし、キッカーやバンク、ウェーブなどのセクションが設置されたコースを時速70キロから100キロで駆け抜けて順位を競う。2010年のバンクーバーで五輪の正式種目に。レース中は転倒、クラッシュなども頻発し、順位の入れ替わりが激しくその特性から「雪上の障害物競走」や「雪上のモトクロス」とも呼ばれる。

4人ずつで着順を争い、上位2人が次のラウンドへ進む。

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