◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(20日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 女子1500メートルが行われ、前回大会4位入賞の佐藤綾乃(ANA)は1分58秒36で22位だった。団体追い抜きでは3大会連続メダル獲得も、個人種目1レース目での表彰台はかなわなかった。

 今大会で五輪引退を表明している29歳はレースを終え「正直、結果どうこうではなく、出し切ったという気持ちはないけど、でも今自分が持っている力がこの結果なので、言ってしまえば出し切った…難しいところではあるんですけど、滑り終えてしまったので、今出し切れるパワーがこの結果なんだと受け止める心の準備が出来ているので、時間が経っても後悔はしないと思います」と振り返った。

 また6位だった高木美帆への思いを聞かれると「本当に自分の滑りよりも泣いてしまった。もちろん自分自身が集中してから美帆さんを見届けたいと思っていたんですけど、やっぱり…また、泣きそうになる。美帆さんの話しをすると本当にダメなんですよ」と涙を浮かべる。

 「チーム・ゴールド」の一員として長く共に時間を過ごしたこともあり、「本当に近くで見てきたからこそ、美帆さんにはメダルというか、金メダルを目指してやってきていたので、取って欲しいなと純粋に思っていて、応援していたんですけど、こういう結果になってしまい本人が一番悔しいと思いますし、とにかく自分がかけてあげられる言葉はお疲れ様でした、しかないと思うので。レースが終わって、美帆さんを抱きしめたくなって、駆け寄ったんですけど、本当になんだろうな…悔しいなとすごく強く思いました。『お疲れ様でした』と『美帆さんは本当によくやった』というのは伝えたくて、駆け寄りました」と思いを明かした。

 佐藤は21日にはマススタートを残し、五輪ラストレースで花を咲かす。

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