2022年10月1日に79歳で亡くなった“国民的プロレスラー”アントニオ猪木さんの肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は19日、都内で記者会見しAI猪木やヒューマノイドを作る「アンドロイド猪木」プロジェクトの立ち上げを発表した。

 後世に伝えるべき活躍や思想を残された猪木さんの存在を、ヒューマノイドおよびAI技術を基盤に具現化する取り組むプロジェクトは、「IGF」と「AVITA」、「SMBCバリュークリエーション」の3社で行う。

 

 24年2月20日にIGFは、同様の「AI猪木」プロジェクトを発表したが、今回はこれまでの計画をすべて白紙にし、人間そっくりのヒト型ロボット、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩栄誉教授)が代表を務めるAVITAの技術をもとに進められる。完成を猪木さんの誕生日にあたる2027年2月20日を目指すという。

 またプロジェクトは、単なるエンターテインメントにとどまらず、「人格・思想・記憶の継承」や「次世代への対話可能な形でのレガシー提示」といった社会的意義を含む取り組みとして位置づけており、AVITAが推進するフィジカルAI領域における取り組みの一例として進められる。

 会見では、生成AIによって“復活”した猪木さんの音声動画が披露され、「AI猪木」は「元気ですかー?元気があれば何でもできる。元気があれば、アンドロイド猪木もできます。いや~高市総理、驚きの300議席超え、スポーツ平和党があればわからなかったな。ハッハッハ…」と高笑いし「1、2、3、ダーーッ!」と締めていた。

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